大学で日本語を勉強したことをきっかけに日本に興味を持ち、中国と日本の架け橋になれるような仕事をしたくて日本に来ました。日本に来て３年、夢の実現に向けて日々勉強に励んでいます！今回は私が大学時代を過ごした大好きな故郷、中国・天津をご紹介いたします。

天津はどこにあるの？

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津は渤海湾（ボッカイワン）に面しており、北京に隣接しています。総面積は11,946㎢で愛知県の2倍強、秋田県とほぼ同じ広さになります。日本の東北地方と同じぐらいの緯度で、夏は暑く冬は寒さの厳しい土地です。

庶民派市場からお洒落な街まで

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津は19世紀に租界として栄えた都市で、異国情緒たっぷりな洋館が立ち並ぶ魅力的な街です。近年は馬車に乗って観光する「旧租界巡り」が人気です！カフェとして生まれ変わった歴史的な建造物も多くあり、美味しい珈琲と一緒にゆったりとした時間を味わえます。
そんな街中で愛される一風変わった伝統芸能「相声（シャンション）」をご紹介します。日本の漫才と似ていて、「相」は〝表情〟、「声」は〝語り〟を指し、話術や芸で観客を笑わせる芸能のことをいい、市民の娯楽となっています。

天津のお勧めグルメ♪

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津というと「天津飯」や「天津丼」が思い浮かぶかもしれませんが、それらの料理は実は日本生まれ。今回は天津生まれのおすすめの名物グルメをご紹介します！天津を訪れた際はぜひご賞味ください！
狗不理包子（コウプリパオズ） 小龍包より大きく肉まんを小ぶりにしたような料理で、黒酢をつけて食べます。18個のひだが特徴で、一口ほおばると肉汁がじゅわっと溢れます。「犬も食わない」という意味にとらえられそうな名前は、幼少時に「狗子（ゴウズ）」と呼ばれていた創業者が包子作り・売りに精を出し、それ以外のことに一切構わなかった（不理）ということに由来していると言われています。

※「狗」は犬のこと。「子」は愛称につけられます。中国では愛称に「狗」の漢字をつけると丈夫に成長すると言われています。