栃木県 栃木県

華厳の滝

平野と山並みが織りなす
実り豊かな関東の台所

 関東地方北部の栃木県は、海岸のない内陸県。県中央部には関東最大級の平野が広がり、北部には男体山や那須岳などの山々が連なります。
 農業も盛んで、令和7(2025)年産のいちごは販売額が312億円超と過去最高を更新※1。31年連続で全国1位を維持しています。
 観光面では、日光国立公園に抱かれた自然景観が大きな魅力です。中禅寺湖は日本有数の高所に位置する自然湖であり、その湖水が落ちる華厳(けごん)の滝は、日本三名瀑の一つとして国内外から多くの観光客を集めています。
※1 全国農業協同組合連合会 栃木県本部 令和7(2025)年産 栃木県産イチゴの販売実績について(速報)

地図

花と木

渓谷美と温泉情緒に
癒やされる塩原温泉郷と
「山ゆりの吊橋」

 那須連山の山あいに広がる塩原温泉郷は、開湯千二百年以上の歴史を持つ名湯の地。四季折々の表情を見せる美しい渓谷を眺めながら、温泉が楽しめるのも大きな魅力です。
 塩原渓谷の名所「山ゆりの吊橋」は全長54mを超える歩行者専用の吊橋。橋の上を吹き抜ける爽やかな風と辺りを一望できる大パノラマを満喫でき、訪れる人々を魅了 しています。

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移ろう季節の湿原美を
楽しむ「戦場ヶ原」へ

 日光市・奥日光に広がる「戦場ヶ原」は、約400ヘクタールの広大な湿原が織りなす、四季の移ろいを肌で感じられる自然の宝庫です。
 約350種を超える植物が自生しており、9月下旬から10月上旬には、草紅葉が湿原一面をやさしく染め上げ、秋の訪れを静かに告げます。整備された散策路を歩けば、風に揺れる草花や遠くに望む山々が、訪れる人の心を穏やかに包み込みます。

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栃木のソウルフードと
いえばやはりあのグルメ

 戦後から長く「餃子の街」として知られる宇都宮市。名物の宇都宮餃子は、もっちりとした厚めの皮と、野菜たっぷりの餡が特徴です。
 日光名物の「日光湯波」は、京料理の「湯葉」と同じ豆乳を煮たときに生じる薄い膜。煮物や刺身、鍋料理など多彩な料理に使われ、日光東照宮周辺の割烹などで味わえます。

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