黒部ダム
アルプスの絶景を堪能できる世界有数の山岳観光ルートは必見!
南は標高3千メートル級の峰が連なる飛騨山脈、北は日本海に面した湾をもつ富山県。えん堤(水を蓄える堰(せき))の高さ日本一を誇る黒部ダムを中腹に抱く「黒部立山アルペンルート」は、バスやケーブルカー、ロープウェイなどを乗り継ぐ世界有数の山岳観光ルートとして人気です。また、日本の原風景を今に伝える五箇山の合掌造り集落は、岐阜県の白川郷とともにユネスコの世界遺産※に登録されています。
※世界文化遺産『白川郷・五箇山の合掌造り集落』
チューリップ
チューリップの球根出荷量日本一を誇る富山県。県内では、約300もの品種が栽培されています。
タテヤマスギ
山岳地帯に自生する杉。風雪に耐え、天へ向かいまっすぐ伸びる姿は生命力に満ちあふれています。
国内最大級の規模を誇る チューリップの祭典
チューリップの栽培面積が日本一※を誇り、年間千三百万球以上もの球根を生産している富山県。元々は稲作終了後の裏作として県全域に広がったのですが、中でも砺波(となみ)市は県内屈指のチューリップの里となっています。 そんな砺波市で毎年4月下旬から5月上旬まで開催されるのが、「となみチューリップフェア」。砺波チューリップ公園を会場に、約300種、約300万本の色とりどりのチューリップが所狭しと咲き誇ります。今年のゴールデンウィークは、さまざまな趣向を凝らしたチューリップ畑を見にお出かけしませんか?
※2019年 農林水産部 農産食品課 園芸振興係調べ
「きときと」の海の幸を召し上がれ!
富山湾といえば冬の味覚「氷見の寒ブリ」が有名ですが、これから旬を迎えるのが「ホタルイカ」と「白エビ」。ホタルイカは体内に発光器官を有しており、3〜5月の産卵の時期を迎えた夜の海は幻想的な青い光に包まれます。白エビは透明がかった薄紅色の体が特徴で、生ものはとても傷みが早いので地元でしかなかなかお目にかかれない食材。水揚げされたばかりの「きときと(富山の方言で新鮮・イキのいい)」な魚介類を堪能できるのも、富山県ならではの醍醐味です。