大阪

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通天閣

古くから国内外の往来を結び 秀吉が築いた〝あきんど〟の街

遣隋使・遣唐使の出発地として、古くから国際交流の玄関でもあった大阪。日本各地の品々が集う物流拠点としても発展し、江戸時代には「天下の台所」とまで呼ばれました。そんな大阪の繁栄の基盤を築いたのが、天下人として知られる豊臣秀吉です。日本各地から商人を移住させ、木綿・油・薬種・彫金などの産業を発展させただけでなく、海外交易も推奨し、商業都市としての礎を築いたのでした。

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花

花

梅/サクラソウ
古今和歌集にも詠まれる梅の花、そして金剛山麓に原種が咲くサクラソウが選定されています。

木

木

イチョウ
秋に黄葉する世界最古の現生樹種のひとつ。御堂筋のイチョウ並木は、大阪を代表する景観です。

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除災招福を祈願に今宮の「戎(えびす)」へ

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江戸時代、商業都市としてより一層の繁栄を遂げた大阪。ちょうどその時期から商売繁盛の神様として地域の人々の信仰を集めるようになったのが、〝えべっさん〟の愛称で知られる今宮戎神社の戎(恵比須)様です。戎様は七福神の一柱で、古くは漁業、ひいては商業の神様として信仰されるようになりました。毎年1月9・10・11日は「十日戎」と呼ばれるお祭りが開催され、参拝者は縁起物の「福笹」を授かります。この福笹に、小判や米俵、鯛などの「吉兆」と呼ばれる飾り付けを購入し、自分だけの福笹を持ち帰るのが習わしとなっています。

食いだおれの街、大阪の絶品グルメ!

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たこ焼きにお好み焼きに串カツと、安くて美味しいものが多いことから、「食いだおれ」の街とも呼ばれる大阪。高級食材「ふぐ」を使った〝てっちり〟も有名ですが、これには面白い名前の由来が。関西ではふぐの毒にあたると危ないことを「鉄砲」にかけて、「てっぽう」の「ちり鍋(水炊き)」が縮まって〝てっちり〟になりました。 今や全国に広まった「恵方巻き」も大阪商人の風習に端を発する郷土料理。ちなみに令和4年の恵方は北北西となります。

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