ダイナミックな景観が広がります（知床五湖）
大自然が織りなす絶景がひしめく最果ての 一大観光スポット
日本列島の最も北に位置し、約83㎢の広大な面積を持つ北海道。運河のある町並みが美しい小樽、鮮やかな花の絨毯が広がる富良野など、ほかではお目にかかれない景観が訪れる人々を魅了します。中でも、アイヌ語の「シリエトク（地の果て）」に語源を持つ知床半島は、森と川と海が一体となった手つかずの大自然と生態系が維持された野生の王国。平成17年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。
ハマナス
海岸の砂地に自生し、夏に赤い花を咲かせるバラの一種。果実はローズヒップとも呼ばれます。
エゾマツ
渡島半島以外に分布する、北海道を代表する針葉樹。太く高くそびえる姿は北海道にぴったりです。
青い水面と紅葉の対比が美しい満月沼へ
北海道で最大の標高２２９１メートルを誇る旭岳の周辺は、北海道屈指の紅葉スポットとして知られます。中でも旭岳ロープウェイ姿見駅近くにある「満月沼」は比較的手軽に紅葉狩りができる景勝地。国内で最も紅葉が訪れる時期が早く、早い年は８月下旬から鮮やかな紅葉の絨毯が山肌を彩ります。同じく道内で人気の紅葉スポットといえば、「銀河・流星の滝」があることでも知られる「層雲峡」。まるで水墨画のような趣き深い峡谷の裾野を黄色や赤色の樹々が彩る様は、四季折々の景観の中でも最も見ごたえがあるといわれます。
新鮮で旨みが濃厚な海の幸に舌鼓（したづつみ）♪
四方を海に囲まれた北海道の食といえば、新鮮で種類も豊富な海の幸。イクラやウニ、脂の乗ったお刺身をふんだんに盛り合わせた海鮮丼は、ぷりっぷりの肉厚な食感と濃厚な旨みを堪能できる逸品です。また、ジンギスカンや石狩鍋と並び北海道を代表する郷土料理「鮭のちゃんちゃん焼き」も秋にぴったりの味覚。旬の秋鮭をたっぷりの野菜と一緒に味噌で調理する鉄板焼きの一種で、香ばしい味噌の香りが食欲をそそります。
