笹川流れを代表する絶景スポット「眼鏡岩」
先人の知恵と努力が実を結んだ東北屈指の一大穀倉地帯
本州の日本海側のほぼ中央に位置する新潟県。国内最長※1の河川・信濃川(約367㎞)が流れる越後平野は、日本有数の米どころとして知られます。 今や国内※2トップの米の産出額を誇る新潟県ですが、かつての越後平野は水はけが悪く、たびたび水害に見舞われていました。この状況を変えようと施された大規模な治水事業、戦後の農地改革、そして米の品種改良が実を結び、肥沃な大地が誕生したのです。
※1:国土交通省水管理・国土保全局水政課「河川管理統計」
※2:農林水産省大臣官房統計部「生産農業所得統計」
チューリップ
肥沃な土地と気象条件に恵まれた新潟県は、チューリップ球根生産の発祥の地と言われています。
雪椿
暖地に分布するツバキとは違い、多雪地帯に自生する品種。昭和41年に県の木に選ばれました。
雄大な山々に天下の奇勝新潟県は絶景の宝庫!
雄大な山々や緑美しい渓谷など、豊かな自然に触れられるのが県南西部にある「妙高高原」。滝などの自然美を満喫できるスポットが多く、釣りや山登りなどのアウトドアを体験できます。 逆に県北東部へ足を延ばすなら、日本海の荒波に削られた岩礁や洞窟が並ぶ国指定の天然記念物となっている奇勝「笹川流れ」もおすすめです。眼鏡岩や恐竜岩などの奇岩、そして美しい景色を、遊覧船から眺めることができます。 さらに夏は、日本屈指の花火大会となった「長岡まつり大花火大会」も見逃せません。
※最新の開催情報については「長岡花火」公式ウェブサイトでご覧ください。
おいしいお米だけじゃない!新潟県グルメ
日本を代表するブランド米「コシヒカリ」の産地として有名な新潟県ですが、実は蕎麦にも独特のこだわりが。中越地方で古くから親しまれているのが、麺のつなぎに布海苔を使う「へぎそば」。海藻の水分とねばりを利用することで、つるつる・しこしことした食感が生まれます。 また、だしで炊いたお米に魚介をのせて蒸す「わっぱ飯」も絶品。わっぱとは薄い木の板を曲げて作った容器のことで、南蛮えびやのどぐろなどの旬の海の幸が味わえることで好評です。