世界最大級のカルデラを
はじめ、雄大な自然が魅力
九州本土のほぼ中央に位置する熊本県。「日本三大名城」のひとつといわれる熊本城を有する熊本市を中心に、東には雄大な風景が広がる阿蘇、西には世界遺産・﨑津(さきつ)集落※1があることでも知られる天草と、美しい自然に恵まれています。
日本有数の農業県でもあり、トマトとすいかの生産量は全国1位※2。畳の材料となるい草の生産量もトップです※2。また、持続可能な未来づくりに向けた取り組みにも積極的。2019年には「2050年熊本県内CO2排出実質ゼロ」を宣言しました。
※1 2018年ユネスコが登録した「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産
※2 農林水産省「2020年農林業センサス」
世界最大級のカルデラを
誇る阿蘇を代表する
絶景スポット「草千里ヶ浜(くさせんりがはま)」
噴煙をたなびかせる阿蘇中岳を望む「草千里ヶ浜」は、雄大な阿蘇のイメージを体現した景勝地です。草原の中央に雨水をたたえた広大な水たまりができた光景を見られるのは、梅雨明けから真夏を迎える前の時期のみ。晴天時には水面がきらめく美しい景色を堪能できます。草原では係員が馬を引く、お子様にも安全な乗馬体験を楽しむことができます。
滝裏からの眺めも美しい
小国の「鍋ヶ滝」へ
熊本県北東部の小国町にある「鍋ヶ滝」は、県内屈指の絶景スポット。幅約20m、落差約10mのこぢんまりとした滝ですが、お茶のCMのロケ地として脚光を浴び、多くの観光客が訪れるようになりました。側面から滝の裏へ回り込むことができる「裏見の滝」として知られており、ミスト状になった水のカーテンが木漏れ日を受けて輝く神秘的な景観は訪れる人を魅了します。
※滝への道が狭く、休祝日は渋滞しがちなため、現在はインターネットからの予約入場制となっています。
馬刺しだけじゃない!
ぜひ知ってほしい熊本の料理
熊本グルメといえば「馬刺し」。文禄・慶長の役に出征した肥後熊本藩初代藩主加藤清正が、食糧が尽き軍馬を食したところ、思いのほか美味であったことから熊本では馬肉食が定着したといわれます。
中華料理屋で見かける「タイピーエン」は、中国福建省生まれのスープが熊本でアレンジされ、麺料理になりました。