「日本の屋根」に囲まれた
国内一の健康長寿県
「日本アルプス」と呼ばれる飛騨・木曽・赤石の3つの山脈を県土に有し、8つの県と隣接する内陸県・長野。夏でも涼しい風土で育つ高原野菜や果物の栽培が盛んなほか、きれいな水と空気を活かした精密機械工業も盛んです。
平成27年に調査した厚生労働省の都道府県別平均寿命の統計では、男性が滋賀県に次ぐ全国2位、女性はなんと全国1位。さらに高齢者の就業率※でも全国1位を獲得するなど、世界的に見てもトップレベルの「健康長寿」を実現しています。
※平成29年就業構造基本調査(総務省統計局調べ)
色鮮やかな大パノラマを
ゴンドラに乗って眺める
天空の絶景スポットへ
県南部の中央アルプス宝剣岳直下に広がる通称「千畳敷(せんじょうじき)カール」。カールとは侵食によって形成されたお椀型の地形で、畳を千枚並べた広さに匹敵することからこう名付けられました。
山頂から麓まで段階的に紅葉するため9月〜11月まで紅葉狩りを楽しめ、中でも10月上旬〜下旬には駒ヶ岳ロープウェイの車窓からの紅葉が見頃を迎えます。
夏とは異なる印象の
高原リゾートもおすすめ
県西部、年間120万人の観光客が訪れる上高地。雄大な山々をはじめ、美しい池や湿原、川の清流など、さまざまな絶景スポットが点在し、秋の紅葉に彩られた景色もまた格別です。
また、県東部には国内有数のリゾート地として知られる軽井沢も。夏場の避暑地のイメージが強い観光地ですが、雲場池(くもばいけ)や白糸の滝など、紅葉の季節も味わい深い景色が広がります。
長野を代表する
郷土料理「信州そば」
長野の食といえば「信州そば」。朝晩の寒暖差で旨みを蓄えるそば粉とアルプスのおいしい水が生み出すそばはもちっとした食感が特徴です。
また、長野を含む中部地方山間部の郷土料理「五平餅」も美味。串に刺した餅にタレを付け、軽く炙った料理で、一般家庭でも作られます。