- なちゅライフ > 日本わくわくめぐり
天橋立
世界遺産に登録された名刹古刹(めいさつこさつ)がひしめく日本を代表する古都
千年以上の歴史を持ち、神社仏閣が数多く建ち並ぶ京都府。1994年には滋賀県の延暦寺を含む17の構成遺産が「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録され、毎年八千万人以上※の旅行客が訪れます。南北に伸びたエリアをもつ京都府には、古都以外の魅力も豊富。日本海に面した丹後半島には、日本三景のひとつとして名高い天橋立や、伊根湾の詩情漂う舟屋の里など、風光明媚な観光名所が点在します。
※京都府商工労働観光部観光事業推進課調べ
しだれ桜
風雪に耐え抜くしなやかな枝に、薄紅色の花をつけるしだれ桜。その美しさは京情緒そのものです。
北山杉
京都市北区中川町周辺で生産される杉材。磨き込まれた木はだには、独特の味わいが生まれます。
京都の夏を涼やかに彩る風物詩「風鈴まつり」
篤農家(とくのうか)・永谷宗円(ながたにそうえん)が宇治茶の製法を確立し、日本の煎茶発祥の地ともいわれる京都府綴喜郡宇治田原町(つづきぐんうじたわらちょう)。この地におよそ八百年前に建立されたのが、写真映えするハート型の「猪目(いのめ)窓」で注目を集める名刹(めいさつ)「正寿院(しょうじゅいん)」です。
ここで毎年7月1日~9月18日に開催される真夏の風物詩が、境内に千を超える風鈴が飾り付けられる「風鈴まつり」。期間中は本場の宇治茶のおもてなしや、風鈴の絵付け体験も楽しめます。
全国47都道府県のご当地風鈴が勢揃いする会場で、その涼やかな音色にしばし耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
上品かつ繊細な味わいの京料理を堪能!
京懐石にもしばしば登場する「西京漬」は、京都名産である白味噌の西京味噌に、魚の切り身などを漬け込んだ郷土料理。かつて鮮魚が手に入りづらかった京都ならではの保存食で、西京味噌のまろやかな甘みと魚の旨みが調和した繊細な味わいが印象的な京料理らしい逸品です。
また、身欠きにしんを甘露煮にし、そばにのせた「にしんそば」も京都を代表する名物料理。四条大橋近くの老舗そば店「松葉」が元祖といわれ、地元では大晦日に年越しそばとして食されています。